Led Zeppelin 初級編 (重金属系譜図60年代ハードロック)
前回、60年代ハードロックで紹介しました、ハードロックのパイオニアバンドの一つLed Zeppelinを紹介していきます。
1️⃣ メンバー
ロバート・プラント(Vo) ジミー・ペイジ(Gt) ジョン・ポール・ジョーンズ(Ba)
ジョン・ボーナム(Dr)
元々は、エリック・クラプトンや、ジェフ・ベックが所属していたバンド、ヤードバーズを率いていたジミー・ペイジが事実上解散状態のバンドを立て直すためにプラント、ジョーンズ、ボーナムに声をかけた所から始まった。
結局、ヤードバーズは解散となり、別名義で再出発する際に、名前をLed Zeppelinとした。
バンド名の由来は、メンバー探しの時期に、ジェフ・ベックのレコーディングにペイジとジョーンズが参加した時に、ドラムで参加していたThe Whoのキース・ムーンが、「Go down like a lead balloon」と発言したことから付けられた。
このセッションミュージシャンだけのメンバーでバンドをやってもLead Balloon(鉛の風船)みたいに大失敗するということでしょうか。(ちなみにLeadは鉛という意味の単語で発音がレッド)
これを、Leadを綴りを変えて、Led、バルーンを飛行船の意味のZeppelinに変えた。
日本語では、ツェッペリンのドイツ語発音で発音されるが、英語発音は、ゼェッぺリンである。
Led Zeppelin IV [DELUXE EDITION 2CD]
2️⃣ アルバム
I (69)
II (69)
Ⅲ (70)
Ⅳ (71)
House Of The Holy (73)
Physical Graffiti (75)
Presence (76)
In Through The Out Dooe (79)
Coda(82)
1枚目のアルバムは、新生ヤードバーズとして書かれた曲を中心としたアルバムだったので、レコーディングには36時間しかかからなかったという。
同年に発売された2枚目のアルバムがLed Zeppelinのメンバーとして完全制作した初めてのアルバムとなるが、この頃にはスタイルは確立されていた。
バンドは、ジョン・ボーナムが亡くなった1980年で解散。
2007年には息子のジェイソン・ボーナムがドラムを務め、一度きりの再結成をした。
3️⃣ 考察
LP/CDの累計セールスは約3億枚!笑 累計トップセールスランク6位らしいです。
ここからの考察は、やはり音楽の価値観の違いです。
昭和の時代にとって音楽とは、人生だという人が多いのは、良い音楽が人を動かし、それがムーブメントとなったからだと思います。
今は逆で、音楽ではなく、グループやシンガーが人を動かして、ムーブメントを作るというマーケティング方法です。
その結果、個人が大量に同じCDを買い、山に大量の違法放棄CDが発見されたなんて事件もありましたよね。。
マーケティング方法は正しいんですよ。 それでも音楽販売にこだわるなら、CDにせずに握手券付きデジタルダウンロードコードでよくないですかね?って思っちゃいます。笑
オリ●●とかに入ることでグループ内だけのビジネスから社会へ出れるという仕組みは分かりますが。。
まあ、これを言えばどの時代にも同じ様なことはありますし、話を戻しましょう!
1stアルバムの1曲目Good Times Bad Times。
この曲で時代が変わったと言っても過言ではありません。
確かに、ビートルズやヤードバーズの雰囲気はありますが、ボーナムのドラムと、プラントのボーカルなんですかね? 明らかに感じるそれまでのバンドの違いは。
僕自身の体験では、やはり小さい時は流行り音楽聞いてましたが、ハードロックを初めて聞いた時は、正直どれを聞いたら良いのかというくらい全楽器パートがカッコ良かった。
ポップス聴いてて、音楽をやってない限り、バックバンドに興味惹かれることは少ないですしね。
Zeppelinで言えば、あのすごい4人が作っている音楽!というパワーがありましたね。
もちろん、セッションミュージシャンで作る音楽もスリリングであるのでそれはそれで好きなんですが。
初級編ですので、このくらいにしておきますが、個人的なおすすめアルバムは、Zeppelinとしての共同制作作品のⅡ。 そして、Ⅳ。 スタイルの完成系。以降の作品は、スタイルの維持をせずに実験的にいろんな要素を入れていきましたので、Ⅳはマストアイテムです!!
以降の作品では、やはり、Presenceですかね。
あくまで、メタルファンの意見だと言えば分かっていただけると思います。
Achilles Last Standは完全にメタルです。笑
ということで、引き続きもう1回だけ60年代ハードロックを掘り下げます!
ではでは、また次回! 🤘🤘Stay Metal