Poison 初級編 (重金属系譜図5 グラムメタル)(メタル系譜図)
こんにちは!
本日はPoisonです!
キャッチーな楽曲と華やかな見た目とまさにグラムメタルの典型的なバンドですよね。
リッチー・コッツェンが在籍していたことでも有名なPoinson。
ではいきましょう!
1️⃣ 結成
1983年にアメリカ、ペンシルバニア州にて、Bret Michaels (Vo), Matt Smith (Gt), Bobby Dall (Ba) , Rikki Rockett (Dr)により結成されました。
当初は「Paris」というバンド名でした。
活動が軌道に乗った際、Smithが父親になったことで、バンドを脱退、代わりにを探すバンドはオーディションをします。 この時、後のガンズのギタリストのSlashやJoe Perry ProjectのSteve Silvaもいたと言われています。
そして、C.C. DeVilleが選ばれました。
バンドは86年に独立レーベルEnigma recordsと契約し、「Look What the Cat Dragged In」をリリースします。
このアルバムが、Enigma Records史上最高のセールスを記録します。
MTVでの放送も増え、バンドは軌道に乗ります。
Bret Michaels (Vo) C.C. DeVille (Gt) Bobby Dall (Ba) Rikki Rockett (Dr)
1st : Look What the Cat Dragged In (86)
2️⃣ 黄金期
88年に「Open Up and say . . . Ahh!」をリリースします。
ビルボード最高2位と大ヒット作品となります。
90年に「Fresh & Blood」をリリースします。
この作品もアメリカ、カナダで大ヒットします。
イギリスでは、Whitesnake, Aerosmithと一緒にツアーを行います。
Bret Michaels (Vo) C.C. DeVille (Gt) Bobby Dall (Ba) Rikki Rockett (Dr)
2nd : Open Up and Say . . . Ahh! (88)
3rd: Flesh & Blood (90)
3️⃣ Ritchie Kotzen期
ツアーが終わると、ギターのDevIlleが脱退します。
代わりにRitchie Kotzenが加入します。
そして93年に「Native Tongue」をリリースします。
グラムメタルの要素は残すもブルース、カントリーの要素がKotzenの影響で入ります。
セールスは良くなく、更に、KotzenがRockettの婚約者と関係を持ったために、バンドから孤立し、93年11月にKotzenはクビになり、代わりにBlues Saracenoが加入します。
Bret Michaels (Vo) Ritchie Kotzen (Gt) Bobby Dall (Ba) Rikki Rockett (Dr)
4th : Native Tongue (93)
4️⃣ 現在
そして、94年に五枚目のアルバムを制作し始めます。
しかし、5月にMichaelsが自動車事故を起こし、重傷を負います。
95年に復帰し、アルバム制作を再開します。
その間に、ベストアルバムをリリース、セールスが良かったことで、DeVilleを呼び戻し、リユニオンツアーを行います。
00年についに五枚目の「Crack a Smile. . . and More!」をリリースします。
リユニオンツアーをきっかけに、 DeVilleは完全にバンドに復帰します。
そして、02年に「Hollyweird」をリリースします。
アルバムは、プロデュースの失敗により、酷評を受けます。
07年に「Poison’d!」をリリースします。
ビルボード32位の最高位とヒットします。
バンドは新譜はないものの、ベスト盤、ライブDVDをリリースしながら、活動を継続、現在はコロナの影響で、Motley Crue, Def Leppardとのスタジアムツアーが延期中です。
Bret Michaels (Vo) Blues Saraceno (Gt) Bobby Dall (Ba) Rikki Rockett (Dr)
5th : Crack a Smile. . . and More! (00)
Bret Michaels (Vo) C.C. Deville (Gt) Bobby Dall (Ba) Rikki Rockett (Dr)
6th : Hollyweird (02)
7th : Poison'd (07)
5️⃣ 考察
Poisonは最も分かりやすいグラムメタルバンドの一つだと思います。
アメリカンハードロックにブルース要素を足した音楽はいかにもアメリカ人が好きそうな感じで、見た目はMTV上で映える様なヴィジュアルということで、デビュー時には確立されていたグラムメタルムーブメントに乗り人気を得たバンドでした。
実力で人気を持っているバンドではないので、メタルヘッズの中では好き嫌いが別れるバンドだと思いますが、唯一その弱みを打破できた可能性があるのが、コッツェンが参加した「Native Tongue」だったと思います。
楽曲と演奏のクオリティーがやたらに高く、今後を期待させる様なアルバムだったと思います。
コッツェンの脱退に関しては詳しくは知らないのであまり言及はしませんが、よくある話で、本当に不祥事を起こしたか、脱退したいから不祥事を起こしたかでしょうね。
このアルバムの後、コッツェンはソロへ、Poinsonは従来通りのPoisonへと戻り、みんながハッピーな展開になったので良いですが、結果「Native Tongue」は衝撃的なアルバムという伝説になりました。
オススメは、「Open Up and say . . . Ahh!」と「Native Tongue」ですね。
特に「Native Tongue」ですね。笑
ではまた次回! 🤘🤘Stay Metal🤘🤘