Takuya Yada's 重金属ブログ

関西で音楽活動(主にメタル)をしているTakuya Yadaがメタル、イギリス、映画について考察するブログです

【重金属新譜紹介】Pride of Lions - Dream Higer (2023/06/16リリース)

今回はSurvivorの中心人物だったJim PeterikのPride of Lionsの6月16日リリースの7枚目のアルバム「Dream Higher」をご紹介させて頂きます!



まずはオフィシャルMVをどうぞ!




Survivorの全盛期を支えたJim Peterikですが、実はPride of Lionsを知っている方が少ないのも事実で、2003年に4オクターブ出せる驚異のシンガーToby Hitchcookと組んでもう20年にもなるベテランバンド。

このトラックを聞いて「おっ!」ってなる方は多いと思います。
本当に聞く人の冒険心を掻き立てるのが上手いですよね!

曲構成、メロディーの使い方、転調の仕方、全てが既に出来上がっているものなのに新鮮なこの感じは彼にしか出来ない技でしょう!




メンバー

Jim Peterik (Gt/Vo)
Toby Hitchcook (Vo)
Ed Breckenfeld (Dr)
Mike Aquino (Gt)
Bob Lizik (Ba)
Christian Cullen (Key)



トラックリスト

1. Blind to Reason
2. Dream Higher 
3. My Destiny
4. Find Somebody to Love
5. Another Life
6. Renegade Heart
7. Diving and Dreaming
8. Through it All
9. Everything to Live for
10. Generationa 
11. Renegade Heart  (acoustic ver)(日本盤ボーナス)




ではもう1曲のMVもどうぞ!




もう最高としか言葉が出ません。笑
イントロから80sに連れて行かれる感じから、やはり冒険心をくすぐられる展開、そしてアンセム的なコーラスへと完璧な構成です。

毎作捨て曲なしでこのクオリティーのアルバムを出している彼ら。
今作も名盤間違いなしです🤘🤘🤘




【輸入盤】



Dream Higher



【日本盤】


pride of lions - dream higher

【重金属新譜紹介】Joel Hoekstra's 13 - Crash of Life (2023/06/16リリース)

今回はWhitesnakeのギタリストJoel HoekstraによるバンドJoel Hoekstra's 13の6月16日リリースの3枚目のアルバム「Crash of Life」をご紹介させて頂きます!

 

 

まずはオフィシャルMVをどうぞ!


 

 

彼らしいトラックですね!!
やりたい事を詰め込んだ感じが気持ち良いです!

前作はボーカルがSymphony Xのラッセルアレンでしたが、今回はGirish Pradhanに変わっている以外は変更なしの様です。
きちんとJeff Sotoもバッキングでいますね。

メンバー全員豪華すぎますので、今作もかなり期待してしまいます!



メンバー


Joel Hoekstra (Gt)
Girish Pradhan (Vo)
Vinny Appice (Dr)
Tony Franklin (Ba)
Derek Shrenian (Key)
Jeff Scott Soto (Backing Vo)


 

トラックリスト

1. Everybody Knows Everything
2. Crash of Life
3. Damaged Goods
4. Torn into Lies
5. Far Too Deep
6. Not Tonight
7. Over You
8. I Would Cry for Love
9. Don't Have Words
10. Find A Way
11. You're Right For Me
12. Through the Night
13. Over You (Acoustic Ver)


 

ではもう1曲のMVもどうぞ!


 

 

良い曲ですねぇ。笑
普通にWhitsnakeに入っていても違和感ない感じですね。
ただ、もう少しギターや編曲が大人しくなってしまいそうですが。。

個人名義での作品ですが、ソロアルバムという感じはあまり感じなくあくまでバンドというスタンスで活動している感じが良いですよね。


もしソロアルバムは興味ないという方でも一度聞いて頂きたい作品ですね🤘🤘🤘



【日本盤】

クラッシュ・オヴ・ライフ [CD]




【輸入盤】


Crash Of Life

【重金属新譜紹介】 The Defiants - Drive (2023/06/9リリース)

今回は弦/元Danger DangerのメンバーによるバンドThe Defiantsの6月9日リリースの3枚目のアルバム「Drive」をご紹介させて頂きます



まずはオフィシャルMVをどうぞ!!


 

たまらないですね!!
モダンなサウンドですが、Danger Dangerの感じも良い意味で残っていて、キャッチーなサビの下でなかなか複雑な動きをしているギター。

さすがAndy Timmonsの後任であったRob Marcello!
ギターソロも最高で、このタイプの音の選び方をするギタリストを好む方も沢山おられるのではと思います。

楽しみな作品ですね!



メンバー

Paul Laine (Vo)
Rob Marcello (Gt)
Bruno Ravel (Ba)
Van Romaine (Dr)




トラックリスト

1. Hey Life
2. Go Big or Go Home
3. 19 Summertime
4. What Are We Wating For
5. Miracle
6. Against the Grain
7. So Good
8. Love Doesn't Live Here Anymore
9. Another Time, Another Place
10. The Night to remember
11. Nothing's Gonna Stop Me Now
12. Another Time, Another Place (Acoustic Ver)(ボーナストラック)



ではもう1曲もどうぞ!!

 

 

いや。反則です。笑
モダンなトラックからいきなり全盛期のDanger Dangerを思い出させる様なトラック。

シンプルな曲なんですが、とにかくギターが空白になるスペースを上手く埋めているので、全然飽きずに最後まで聴けるんですよね。
キャパリソンの良い音がとにかく心地よいです!


もう1曲も公開されましたので!

 

 

本当に全てが上手すぎて一瞬で聴き終わってしまいます。笑

Danger Danger好きな方はもちろんですが、テクニカル系のメロディックハードが好きな方にはかなりオススメの作品です🤘🤘🤘

 

 

 

【日本盤】


ドライヴ[CD]

 

【輸入盤】


Drive

【重金属新譜紹介】 Art Nation - Inception (2023/06/09リリース)

今回はスウェーデンのメロディックハードロックバンドArt Nationの6月9日リリースの4枚目のアルバム「Inception」をご紹介させて頂きます。



まずはオフィシャルMVをどうぞ!!


 

 

冒頭のスクリームからパワー全開! サビのメロディーもかなりクセになりそうな美しさがあり、ギターソロもかなり構築された技巧派。

Kramerギターって久しぶりに見た。って思ったらまた再開しているのですね!

キーボードの存在が異様にデカイのはもうFrontiersのミックスの定番になっていますね。笑

ロディックハードともパワーメタルとも取れるパワフルなトラックです。




メンバー

Alexander Strandell (Vo)
Christoffer Borg (Gt)
Richard Svard (Ba)
Alexander Lundgren (Dr)




トラックリスト

1. Brutal & Beautiful
2. Last of the Burned
3. 1001
4. Fight Fire With Fire
5. Echo
6. Break Up
7. Light the Fire
8. The Legend Reborn
9. Somewhere I Know I Belong
10. Superman
11. Powerless
12. Powerless (Acoustic Ver)
日本盤ボーナス曲収録予定

 

 

ではもう1曲のMVもどうぞ!


 

爽快でカッコ良いですね!
サビはありがちなメロディーかも知れませんが、そこへ行くまでのメロディーの構築が美しく、ギターソロの入りの泣きがたまりませんね。
そして今回はSolarギター。笑 モダンなギターサウンドが曲にバッチリあってます!!

 

 

メロディーラインがこのバンド特有の個性を持っていますので、今回のアルバムも全曲心地よく体に入ってくる事間違いなしです🤘🤘🤘

 

 

【日本盤】


インセプション [CD]

 


【輸入盤】


Inception

【重金属新譜紹介】Scar Symmetry - The Singularity Phase ll - Xenotaph (2023/06/09リリース)

今回はスウェーデンメロディックデスメタルバンドScar Symmetryの6月9日リリースの7枚目のアルバム「The Singularity Phase ll - Xenotaph」をご紹介させて頂きます!




まずはオフィシャルMVをどうぞ!

 

Scar Symmetryらしさが詰まって最高のトラックですね!!
メロデスの中でもプログレにかなり寄ったバンドでしたが、さらにプログレッシブに進化していますね!!

ギターソロも最高ですし、曲構成が何より心地よいです!!

特にトリロジー作品として1作目を出したのがもう9年前。 ついにトリロジー2作目がリリースされる事になりファンには嬉しい報告だったと思います!

 

 

メンバー

Per Nilsson (Gt/Key)
Henrik Ohlsson (Dr)
Roberth Karlsson (Vo)
Lars Palmqvist (Vo)
Benjamin Ellis (Gt)



アルバムトラック

1. Chrononautilus
2. Scorched Quadrant
3. Overworld
4. Altergeist
5. Reichsfall
6. Digiphrenia Dawn
7. Hyperborea Planes
8. Grid Worm
9. A Voyage with Tailed Metheos
10. Soulscanner
11. Xenotaph

 

 

ではもう1曲のMVもどうぞ!

 

 

個人的に大好きなタイプのトラックです!!
壮大なリフに向かい唸るようなリフ、そして落としでのギターソロからの壮絶なテクデス。

トラックリストとMVを見ても、クトゥルフ神話や宇宙や空間などのワードが多いので、かなりアルバムも壮大な規模を感じるような作りになっているのでは無いでしょうか?


Scar Symmetryファンの方はもちろん、HypocrisyやDarkane辺りのメロですが好きな方も是非試して頂きたいアルバムです🤘🤘🤘

 

 

【日本盤】


The Singularity (Phase II - Xenotaph)

 

【新譜紹介】Vomitory - All Heads Are Gonna Roll (2023/06/07リリース)

今回はスウェディッシュデスメタルの帝王Vomitoryの6月7日リリースの9枚目のアルバム「All Heads Are Gonna Roll」をご紹介させて頂きます!



まずはオフィシャルMVをどうぞ!

 

 

2019年に再結成を果たしアルバムとしては12年ぶりとなるVomitoryですが、これぞスウェディッシュデス!というさすがなトラックですね!!

というかより従来以上のスピード感を感じます。
12年という時間で蓄積されたアイデアが爆発しているようで、本当に楽しみなアルバムです!



メンバー

Erik Rundqvist (Ba/Vo)
Urban Gustafsson (Gt)
Peter Ostlund (Gt)
Tobias Gustafsson (Dr)


 

トラックリスト

1. All Heads Are Gonna Roll
2. Decrowned 
3. Ode to the Meat Saw
4. The Deepest Tomb
5. Piece by Stinking Piece
6. Raped, Strangled, Sodomized, Dead
7. Dead Man Stalking
8. Disciples of the Damned
9. Dead World
10. Beg for Death
11. Chaos Fury (Live2013)
12. Terrorize Brutalize Sodomize (Live2013)



ではもう1曲のMVもどうぞ!

 

 

こちらのトラックの方が昔のスタイルに近いですね!
この冷たい感じのするメロディーがやはり北欧感があり心地よいです!

久しぶりのアルバムという事ですが、Vomitoryらしさが詰まった作品になっていると感じました🤘🤘🤘

 

 

 

【日本盤】


オール・ヘッズ・アー・ガナ・ロール[CD]

 

【輸入盤】


All Heads Are Gonna Roll

【新譜紹介】Tortured Demon - Rise of the Lifeless (2023/06/02リリース)

今回は当時中学生&高校生メタルバンドとして注目されデビューしたマンチェスターのバンドTortured Demonの6月2日リリースの2ndアルバム「Rise of the Lifeless」をご紹介させて頂きます!



まずはオフィシャルMVをどうぞ!


 

 

良いですね!!
デビュー時はまさかの3ピースバンドでしたが、ツインギター体制になりかなり進化したイメージを受けました。

若いバンドなのに、お手本の様なデスラッシュチューンに驚きました。
若くて注目されたバンドは音楽性を維持しながら続けるのが難しいのですが、このバンドは短期間に一気に有名になり大型フェスに出るくらいになっている理由がこの曲を聞くとわかりますね!



メンバー

Jacob Parkinson (Gt/Vo)
Joe Parkinson (Dr)
Billy Hourigan (Gt)
Sean Xavier (Ba)



トラックリスト

1. An Empire Condemned
2. Rise of the Lifelss
3. Virtual Death
4. Global Threat
5. Disfavour
6. Conflict of Interest
7. Erase Your Life
8. This War Will Come To You
9. Eyes in the Fire
10. The Damage is Done
11. Narcissistic (日本盤ボーナス)

 

 

 

MVは1曲のみですが、前作とはメンバーも増えて厚みがありますし、この1曲を聞くだけでもかなり期待大なアルバムなのは間違いないでしょう!!

UKの若手バンドが育ちやすいのには理由があるのですが、それがUKで一番大きなメタルフェスBloodstock Festのアマチュアステージです。
200人くらい入る特設テントでプロ契約していないバンド演奏するステージなんですが、イギリス中でオーディションがあり、勝ったバンドがそこで演奏できるのです。

ですので、全国のアマチュアバンドのトップバンドを一気に見れるという興味深いステージです。
日本でもWacken出場のオーディションとかありますが、実費ですので、バンドにすごく負担がかかりますし、国内のフェスと連携してこういう事やってくれるプロモーターさんが出てこれば良いなと思いますね。

大東Rock Cityが近い事やってられるのですが、案の定コピバンイベントですので。。

未来のメタルを是非聞いて欲しいです🤘🤘🤘



【日本盤】 

 


ライズ・オブ・ザ・ライフレス