Takuya Yada's 重金属ブログ

関西で音楽活動(主にメタル)をしているTakuya Yadaがメタル、イギリス、映画について考察するブログです

【オリジナル曲】 Cosmic Earth - Enter the Void +日本語対訳

 

 

今回はブログの企画第2弾をご紹介させて頂きます。


第2弾は重金属系譜図のドゥームメタルの総括ということで、去年活動休止した自分のバンドCosmic EarthのEnter the Voidをセルフカヴァーしました。

今回も前回と同じくShowroomで仲良くしていただいているNuyさんに歌っていただいております。

 

 

動画編集はShybundlesさんにして頂きました。
まずは動画をどうぞ!!


 

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

Cosmic Earth自体がブログでも紹介しましたCathedralにかなり影響を受けてますがNuyさんに歌っていただくと言う事で結果的にイギリスのRise AboveのバンドMournとかに近いサウンドになりました。

nuyさんは初めて歌うジャンルという事で、分からなければストーリーテラーっぽく歌ってもらえれば。笑 という無茶振りにも答えて頂き良い仕上がりになったと思います。

そうなんですよね。 Doom Metalって歌うというよりお話を読み聞かせるという感覚あるんですよね。


次に歌詞ですが、休止中に方向性が固まってきて、歌詞を結構変えました。
Cosmic Earthって壮大な地球とも意味が取れるし、逆に宇宙の中の地球と真逆でも取れるバンド名ですので、SFをベースに歌詞を書きました。

ブラックホールのお話です。

前置として、ブラックホールに人が入った場合の仮説の一つに、外から見る人には人が入った瞬間に燃えて消えてしまうように見えるのですが、実際入っていく人は肉体は消えずに多次元へと移動するという仮説に基づいてのSFストーリーになっています。

 

歌詞はYoutubeに書いてありますが、日本語でも書きましたので、是非読んでみて頂きたいです。
歌詞を見ながら聞いていただければさらにこの曲の世界観が分かっていただけると思います。

ちなみに直訳では伝わらない部分がありますので、少し言葉を日本語的に正しております。


では重金属系譜図も次へと進んでいく予定ですので、引き続きよろしくお願いします!!




Cosmic Earth - Enter the Void (無への侵入)

もがけばもがくほど沈んでゆく

無垢な魂の中で育つ種

壊れた心がお前に見せる

歪んだ正義 人間の裏

 

探している光はブラックホールの中に

未知の智慧があそこへいざなう

お前の魂は重力を超え

見たいものが全て見える

 

この世に救済などない

それは幻覚 それは神々の罠

聖なる本は視野を狭めさせ

真実がお前を殺し 袋小路へと向かう

 

探している光はブラックホールの中に

未知の智慧がそこへいざなう

お前の魂は重力を超え

約束の地が我々の魂を待つ

 

 

我は無の住人

カケラの恐怖もない

我は無の住人

ここが約束の地

 

ここには物質は必要ない

想像が創造する

赤児のようにやり方を覚えるだけ

全てはここにあり 全てはここにない

 

火風と共に起き

永遠の快楽に火を灯す

時の概念も必要ない

魂の舞踏 それは永遠に続く

我は無の住人

カケラの恐怖もない

我は無の住人

ここが約束の地

 

ここには物質は必要ない

想像が創造する

赤児のように覚えるだけ

全てはここにあり 全てはここにない