Motley Crue 初級編 (重金属系譜図5 グラムメタル)(メタル系譜図)
こんにちは!
本日は、Motley Crueです!!
グラムメタルといえば、この辺のバンドがまず頭に浮かぶ、重鎮バンドですよね!
ではやっていきましょう!
1️⃣ 結成
1981年にNikki Sixx (Ba), Tommy Lee (Dr), Greg Leon (Gt/Vo)により、結成します。
その後、Mick Marsが加入し、オーディションでVince Neilがバンドに入ります。
81年に「Too Fast for Love」をリリースします。
そしてバンドは、83年にUS Festivalで演奏したことをキッカケに急激に人気が出ます。
そして同年に、「Shout st the Devil」をリリースします。
このアルバムが大ヒット作となり、Ozzy Osbourneのオープニングでツアーを周ります。
Vince Neil (Vo) Mick Mars (Gt) Nikki Sixx (Ba) Tommy Lee (Dr)
1st : Too Fast for Love (81)
2nd : Shout at the Devil (83)
2️⃣ 黄金期
85年に3枚目のアルバム「Theatre of Pain」をリリースします。
ビルボード6位まで上がったこのアルバムもヒット作となりますが、翌年のツアーでSixxのヘロイン中毒が酷くなってしまいます。
87年には「Girls, Girls, Girls」をリリース。 ビルボード2位と大ヒット作となります。
この年に、Sixxはヘロインのオーバードーズを起こし、2分間死亡するという事故が起こります。
この時の出来事が89年にリリースされたバンドの代表作となった「Dr. Feelgood」の中の曲「Kickstart My Heart」となりました。
「Dr. Feelgood」の成功の後、バンドは次に進むため、薬物のリハビリ施設に入ります。
活動は続けていたが、創作活動は止まってしまいます。 そして、92年にVince Neilは自身のソロアルバムのリリースと共にバンドを去ってしまいました。
Vince Neil (Vo) Mick Mars (Gt) Nikki Sixx (Ba) Tommy Lee (Dr)
3rd : Theatre of Pain (85)
4th : Girls, Girls, Girls (87)
5th : Dr. Feelgood (89)
XXX: 30 Years of Girls, Girls,
3️⃣ 低迷期 ~ 再結成
ボーカルの後任はJohn Corabiに決まり、94年に「Motley Crue」をリリースします。
アルバムは売れたものの、ネガティブな意見も多かった作品にCorabiはNeilを呼び戻すことを提案し、96年にバンドを去ります。
97年、Neilはバンドに復帰します。
そして「Generation Swine」をリリースします。
グランジ方向へ寄った作品になってしまいます。
99年にドラマーのLeeとNeilとの関係性が悪くなり、ソロ活動へと移行するために、Leeはバンドを去ります。
後任は、元Ozzy OsbourneのRandy Castilloに決まり、2000年に「New Tattoo」をリリースします。
リリースツアー前にCastilloが癌であることが判明し、闘病のため、Samantha Maloneyがツアーをサポートしました。
Castilloは癌に勝てずに02年に亡くなります。
これをきっかけに、Sixxは58とBrides of Destructionというサイドプロジェクトを始動させ、Neilは「The Surreal Life」というドキュメンタリー番組に出演と個人の活動に専念する様になります。
04年にバンドはオリジナルメンバーでの再結成を発表します。
そして08年に「Saints of Los Angels」をリリースします。
11年、バンドは30周年ツアーを発表します。
ライブ活動は続けていたバンドですが、14年に解散とラストツアーを発表します。
しかし、18年に再結成を発表し、コロナで延期にはなっているものの、スタジアムツアーが発表されています。
John Corabi (Vo) Mick Mars (Gt) Nikki Sixx (Ba) Tommy Lee (Dr)
6th : Motley Crue (94)
Vince Neil (Vo) Mick Mars (Gt) Nikki Sixx (Ba) Tommy Lee (Dr)
7th : Generation Swine (97)
Vince Neil (Vo) Mick Mars (Gt) Nikki Sixx (Ba) Randy Castillo (Dr)
8th : New Tattoo (00)
Vince Neil (Vo) Mick Mars (Gt) Nikki Sixx (Ba) Tommy Lee (Dr)
9th : Saints of Los Angels (08)
Dr. Feelgood (30th Anniversary Edition)
4️⃣ 考察
Motley Crueですが、グラムメタルの音楽性、服装、マーケティング方法と全てにおいて、シーンの中心に居たバンドだと思います。
4人それぞれのキャラクターも凄く際立っていましたし、何より曲が良いので人気が出て当たり前のバンドだと思います。
さらに、Tommy Leeの回転ドラムは多分彼が最初に始めたんだと思います。
Slipknotや何故かLuna Seaも後々真似してましたよね。笑
グラムメタルのバンドは90年代見事にグランジっぽい音楽になりました。
Motleyは一枚だけで次の「New Tattoo」からはハードロックに戻ってますよね。
そして、現時点での最新作「Saints of Los Angels」では全盛期の感じにカムバックしてるのは最高ですね!
オススメですが、一枚目から五枚目までは名盤中の名盤です。
順位が付けられないくらいというのはファンの方なら分かってもらえると思います。
1番の全盛期の勢いというで選べば「Girls, Girls, Girls」「Dr.Feelgood」の二枚になりますので、今回は、その二枚と最新作の「Saints of Los Angels」ということにします!
では、また次回! 🤘🤘Stay Metal🤘🤘