Takuya Yada's 重金属ブログ

関西で音楽活動(主にメタル)をしているTakuya Yadaがメタル、イギリス、映画について考察するブログです

Danger Danger 初級編 (重金属系譜図5 グラムメタル)(メタル系譜図)

こんにちは!
本日はDanger Dangerです。
こちらも良質なアメリカンハードロックバンドですね!
そしてなんと言っても、Andy Timmonsが在籍していたバンドですよね。
ではいきましょう!

 

 

 

1️⃣ 結成

1987年にニューヨークにて、Mike Pont (Vo), Bruno Ravel (Ba) , Steve West (Dr)にて結成されます。
すぐに、Pontは脱退し、代わりにTed Poleyが加入します。

88年にEpic Recordsと契約します。
89年にAndy Timmonsが加入し、「Danger Danger」をリリースします。
アルバムはヒットし、KISS, Alice Cooper, Extremeなどとツアーを行います。


Ted Poley (Vo)     Andy Timmons (Gt)     Kasey Smith (Key)     Bruno Ravel (Ba)     Steve West (Dr)

1st : Danger Danger (89)

 


デンジャー・デンジャー(期間生産限定盤)
 (940円より)

 


2️⃣ 黄金期

91年に「Screw It !」をリリースします。

93年に三枚目の製作し、録音が終わった直後にPoleyが解雇されます。
後任に、Paul Laineが加入しましたが、ボーカルの録音をめぐりPoleyがレーベルを相手に裁判になってしまいます。
そして最終的にレーベルはリリースを拒否します。(結局01年にリリースされました。)

この問題の後に、Tommonzはソロキャリアのために脱退します。

95年に、Ravel, Westの自主レーベルを作り、「Dawn」をリリースします。
97年に「Four the Hard Way」をリリースします。
この作品では、元メンバーのTimmonsやKasey Smithも参加しました。


Ted Poley (Vo)     Andy Timmons (Gt)     Kasey Smith (Key)     Bruno Ravel (Ba)     Steve West (Dr)

2nd : Screw It! (91)

Paul Laine (Vo)     Bruno Ravel (Gt)     Steve West (Dr)

3rd : Dawn (95)
4th : Four the Hard Way (97)

 


スクリュー・イット! (期間生産限定盤)
 (660円より)

 

 

 

3️⃣ 現在

00年に「The Return of the Great Gildersleeves」をリリースします。

01年にバンドはEpic Recordsと話し合いの末、93年に製作された「Cockroach」をリリースします。
アルバムは二人のボーカルをフュチャーした二枚組として販売されます。

04年には、オリジナルメンバーのPoleyがバンドに戻ります。

09年にバンドはFrontiers Recordsに移籍し、「Revolve」をリリースします。

14年には、オリジナルメンバー(Poley, West, Timmons, Smith, Ravel)で再決定ツアーが行われました。


Paul Laine (Vo)     Bruno Ravel (Gt)     Steve West (Dr)

5th : The Return of the Great Gildersleeves (00)

Ted Poley (Vo)     Paul Laine (Vo)     Andy Timmons (Gt)     Kasey Smith (Key)     Bruno Ravel (Ba)     Steve West (Dr)

6th : Cockroach (01)

Ted Poley (Vo)     Rob Marcello (Gt)     Bruno Ravel (Ba)     Steve West (Dr)

7th : Revolve (09)

 


Cockroach
 (1680円より)

4️⃣ 考察

Danger Dangerですが、デビューからヒット作を連続させ、グラムメタルムーブメントとシュレッドギタームーブメントの両方のムーブメントに乗っかることが出来たバンドですが、やはりボーカル交代の際の無駄な争いがバンドの勢いに歯止めをかけたイメージはありますね。

結果、CDがリリースされないという事になり、メンバーがかなり入れ替わり、その後、グランジよりの路線になり、Cockroachで完全復活という事で、やはりTed Poleyが楽曲に与えていた影響がDanger Dangerなんだと思いますね。

もし、いざこざがなければ、Andyもバンドに残っていた可能性がありますし、個人的には彼のソロアルバムは崇拝するくらい好きなので、彼の脱退は良い判断だったと思います。

そして、Paul Laine期も悪くはないです!
ただ、路線が少し変わってるので、Danger Dangerとして少し違和感があるだけで。
ギターの音とかはDanger Dangerの音ですし。

オススメですが、「Danger Danger」「Screw It!」はマストですね。
そして、「Cockroach」「Revolve」も結構オススメです。

最初の2枚は、エネルギッシュなアメリカンハード。 最後の2枚は、音楽的には初期2枚の感じに戻りましたが、良い感じで歳を取っているという感じが好きですね。
なんか落ち着く感じですかね。

ですので、是非「Danger Danger」と「Revolve」を聞いていただき比べていただきたいですね。

ではまた次回! 🤘🤘Stay Metal🤘🤘

 


Revolve
 (1600円より)