Takuya Yada's 重金属ブログ

関西で音楽活動(主にメタル)をしているTakuya Yadaがメタル、イギリス、映画について考察するブログです

Lizzy Borden 初級編 (重金属系譜図5 グラムメタル)(メタル系譜図)

こんにちは!
本日はLizzy Bordenです!!
実際、このバンドもMetal Blade records(ドイツ)でデビューしているため、L.A.出身ですが、サウンドNWOBHMジャーマンメタルなので、かなり葛藤はありましたが、一応グラムメタルの中に入れさせていただきます。(後に変更になる可能性が大です。笑)
ではいきましょう!

 

 

 

1️⃣ 結成

1983年、アメリカL.A. で兄弟である、Lizzy BordenとJoey Scottにより結成されます。
「Rod of Iron」という曲がMetal Blade Recordsのコンピレーションに入ったことをきっかけに認知される様になり、翌年Metal Blade Recordsと契約します。

そして同年、EP「Give ‘Em the Axe」がリリースされます。
バンド名は19世紀に実際に起きた事件で、実父と継母が斧により殺害され、被疑者となるが後に無罪となった女性「Lizzie Borden」から取られています。

85年に「Love You to Pieces」86年に「Manase to Society」をリリースします。
Metal Blades Recordsからのリリースという事もあり、アメリカ市場よりもヨーロッパ市場を狙った音作り、曲作りでヨーロッパで人気を上げていきます。

Lizzy Borden (Vo)     Gene Allen (Gt)     Tony Matuzak (Gt)     Michael Davis (Ba)     Joey Scott Harges (Dr)

1st : Love You to Pieces (85)
2nd : Menace to Society (87)

 


Love You to Pieces

 

2️⃣ 黄金期

87年にJoe Holmes (Gt)が加入し「Visual Lies」をリリースします。
収録曲「Me Against the World」が「Black Roses」というカルト映画に使用されコマーシャル的な成功を得ます。
Holmesはその後Ozzy Osbourneに加入するためにバンドを抜けます。

89年に「Master of Disguise 」をリリースします。
この作品がメタル界でカルト的な人気を博します。
しかしながら、90年代に入り活動はスローになり、メタルシーンの縮小もあり事実上解散している状態になります。


Lizzy Borden (Vo)     Gene Allen (Gt)     Joe Holmes (Gt)     Michael Davis (Ba)     Joey Scott Harges (Dr)

3rd : Visual Lies (87)

Lizzy Borden (Vo)     Joey Scott Harges (Dr)

4th : Master of Disguise (89)

 


MENACE TO SOCIETY

 


3️⃣ 再結成

99年にBorden, Scott, Nelsonという初期メンバーでツアーをします。
そして11年ぶりのアルバム「Deal With the Devil」をリリースします。
ツアーではWackenを含む全世界ツアーを実施と注目を集めます。
Spawnの作家で有名なTodd McFarlaneがステージを演出したり、CDカヴァーアートを書いたりと一気に世界中の注目を浴び、シーンに完全復活します。

しかし、04年に初期メンバーのNelsonが交通事故により死亡し、バンドは再び解散ということになってしまいます。


Lizzy Borden (Vo)     Alex Nelson (Gt)     Marten Andersson (Ba)     Joey Scott (Dr)

5th : Deal With the Devil (00)

 


VISUAL LIES

 

 

4️⃣ 現在

Nelsonの死後から2年、Ira Blackを迎えて再び再結成を果たします。
そして07年「Appointment with Death」をリリースします。
George Lynch (Dokken), Dave Meniketti (Y&T), Corey Beaulieu (Trivium)などのゲストも参加しMTVのビデオチャート25位に入るコマーシャル的成功を得ます。

CDのリリース後は、Sweden Rock Fest, Hell Fest, Wacken Open Air などの大型フェスティバルを中心に活動を続け、18年に「My Midnight Things」をリリースします。
ビルボードのハードミュージックチャート84位とヒット作になり、現在バンドは次作に向けて制作段階に入ったと発表しました。


Lizzy Borden (Vo)     Ira Black (Gt)     Marten Andersson (Ba)     Joey Scott (Dr)

6th : Appointment with Death (07)
7th : My Midnight Things (18)

 

 


Master of Disguise (W/Dvd)

 

 

5️⃣ 考察

冒頭でも書きましたが、このバンドをグラムメタルに入れて良いのか問題ですよね。
聞けば聴くほど、違う気がするんですよね。笑

NWOBHM,ジャーマンメタルはこのブログですでにやってますが、個人的にはジャーマンメタルの活動の仕方に近い気がします。

僕個人的な体験ですが、昔のブログで僕がStuka Squadronに在籍していた時にドイツの「Headbangers Open Fest」の前夜祭に出演した時、本番のヘッドライナーがLizzy Bordenだったんですね。
フェスとしては中位の規模で、本当のメタル好きが集まるフェスなのですが、満員でとにかく人気が凄かった印象があります。

地盤から、マーケティングから全てドイツを中心にヨーロッパメインでやってるんだなという印象を受けたので、グラムメタルに入れるのにかなり葛藤がありました。

音楽に関しましても、Dokkenのような雰囲気を感じる曲もありますが、基本は、NWOBHMジャーマンメタルに近いと思いますし、「Master of Disguides」では、他のグラムメタルの同世代バンドは、AORやポップメタルに行きましたが、確かにソフトにはなってますが、基本的なスタイルは変えずに、King Diamondのようなストーリー仕立てでバンドイメージは変わらないように制作している所なんかは、本当にヨーロッパ式なんですよね。

オススメは本当に難しいです。。
というのも、グラムメタルとしてオススメするのはという事です。笑
「Love You to Pieces」「Menace to Society」「Visual Lies」の初期3枚から聴くのがベストだと思います!

基本的なスタイルは本当に変わってないので、初期3枚から、5th,6th,7thといくか、「Master of Disguides」と順番に行くかの二通りで楽しんでいただければと思います。

という事で、用意してるバンドはあと2バンドです! そしてついに次のジャンルへと移ります!
ではまた次回!  🤘🤘Stay Metal🤘🤘



DEAL WITH THE DEVIL

L.A.Guns 初級編 (重金属系譜図5 グラムメタル)(メタル系譜図)

こんにちは!
本日はL.A.Gunsです!
Guns 'n' RosesのGunsの方ですね!笑
個人的にはL.A.Gunsの方が好きだったりします。 
ではいってみましょう!

 

 

 

 

 

 

1️⃣ 結成 ~ 黄金期

1983年にアメリカのLAにて、Tracii Guns (Gt), Rob Gardner (Dr)により結成されます。
最初のラインナップは、Mike Jagosz (Vo), Ole Beich (Ba)を含めての4人でした。
最初のEP「Collector’s Edition No.1」をリリースします。

Hollywood RoseからAxel Roseが加入し、84年には、Gunsを含み、Axel Rose, Duff Mckagan, Slash, Rob Gardnerというラインナップで、新バンド「Guns ’n’ Roses」を結成します。

しかし、86年にAxelとの関係が悪くなったGunsは「L.A. Guns」を再結成するために、ガンズを脱退します。

88年にデビューアルバム「L.A. Guns」をリリースします。
ビルボード最高位50位とヒット作になります。

89年に「Cocked & Loaded」を91年には「Hollywood Vampires」をリリースします。
シングル含め両作品共ヒット作品となりヨーロッパツアーも成功させます。

ツアーの後、Gunsは短命に終わったプロジェクト「Contraband」に参加します。
このプロジェクトには、Michael SchenkerやRichard Black ( Shark island), Share Pedersen (Vixen), Bobby Blotzer (Ratt)が参加しました。

その後、バンドは再始動し、94年に「Vicious Circle」をリリースします。
セールスは悪く、初めての大きなメンバー入れ替えが起こります。

96年には、Pantera風のヘヴィーロック路線に大きく路線変更し、「American Hardcore」をリリースします。

リリース後に、2度もシンガーが変わり、99年に「Shirinking Violet」をリリースします。


Tracii Guns (Gt)     Phil Lewis (Vo)     Mick Cripps (Gt)     Kelly Nickels (Ba)     Nickey Alexander (Dr)    

1st : L.A. Guns (88)

Tracii Guns (Gt)     Phil Lewis (Vo)     Mick Cripps (Gt)     Kelly Nickels (Ba)     Steve Riley  (Dr)

2nd : Cooled & Loaded (89)
3rd : Hollywood Vampires (91)

Tracii Guns (Gt)     Phil Lewis (Vo)     Mick Cripps (Gt)     Kelly Nickels (Ba)

4th : Vicious Circle (94)

Chris Van Dahl (Vo)     Tracii Guns (Gt)     Johnny Crypt (Ba)     Steve Riley (Dr)

5th : American Hardcore (96)

Jizzy Pearl (Gt)     Tracii Guns (Gt)     Johnny Crypt (Ba)     Steve Riley (Dr)

6th : Shrinking Violet (99)

 

 


L.A. Guns -Reissue-
 (1420円から)

 

2️⃣ 現在

バンドは再びLewis、Cripps, Nickelsというクラシックラインナップに戻ります。
そして、ライブCD、「Cocked & Loaded」を再レコーディングしリリースします。


01年「Man in the Moon」をリリースします。
スタイルもロック寄りになりましたが、オールドスクールに戻ります。

02年に「Waking the Dead」をリリースします。
メタリックな作品に戻り、さらに中期のヘヴィーさを足した新しい方向を示す作品となりました。

しかし、バンドはレーベルとの契約を切られてしまいます。
そして、Gunsはバンドをさりますが、バンドはツアーを続けます。

バンドはStacey Bladesを加入させ、05年にShrapnelレコードから「Tales from the Strip」をリリースします。
原点に帰った様な作品となり、再び勢いをつけます。

この時期に、Gunsの方もL.A. Gunsとして活動を始めます。
2つの「L.A.Guns」が存在することになりました。

12年に「Hollywood Forever」をリリースします。
同時期にGunsの方のバンドが活動をやめたことにより、16年にお互いが和解し、Frontiers recordsと契約、17年に「the Missing Peace」をリリースします。

19年に「The Devil You Know」をリリースします。

しかし、バンドの再結成により、追い出されることとなったSteve rileyが独自でL.A.Gunsとして活動を始めます。

20年にバンドの名前の権利をめぐり2つのL.AGunsは裁判を起こし、現在も決着がついていません。

20年にはRiley版のL.AGunsが「Renegades」をリリースしました。
21年後期にGuns版が「Checkered Past」をリリース予定と、現状本当に2つのL.A.Gunsがリリースし合うという事態になりました。


Phil Lewis (Vo)     Tracii Guns (Gt)      Mick Cripps (Gt/Key)     Muddy Stardust (Ba)     Steve Riley (Dr)

7th : Man in the Moon (01)

Phil Lewis (Vo)     Tracii Guns (Gt)      Adam Hamilton (Ba)     Steve Riley (Dr)

8th : Waking the dead (02)

Phil Lewis (Vo)     Stacey Blades (Gt)     Adam Hamilton (Ba)     Steve Riley (Dr)

9th : Tales from the Strip (05)

Phil Lewis (Vo)     Stacey Blades (Gt)     Scott Griffin (Ba)     Steve Riley (Dr)

10th : Hollywood Forever (12)

Phil Lewis (Vo)     Tracy Guns (Gt)     Michael Grant (Gt)      Johnny Martin (Ba)     Shane Fitzgibbon (Dr)

11th : The Missing Peace (17)

Phil Lewis (Vo)     Tracy Guns (Gt)      Johnny Martin (Ba)     Shane Fitzgibbon (Dr)

12th : The Devil You Know (19)

Steve Riley (Dr)     Kenny Nickels (Ba)     Scott Griffin (Gt)      Kurt Frohlich (Vo)

13th: Renegades (20)

Phil Lewis (Vo)     Tracy Guns (Gt)      Johnny Martin (Ba)     Shane Fitzgibbon (Dr)

14th : Checkered Past (21)



THE DEVIL YOU KNOW
 (1761円から)

 

3️⃣ 考察

L.A.Guns。。 思ってたよりもややこしい事になってて驚きました。笑
ただ、Guns 'n'Rosesに比べて14枚もリリースしてますし、また中間期の変なパンテラみたいになったアルバムを除いて良作が多いんですよ!

01年の「Man in the Moon」から音楽的には完全復活したと思います。
かなり名盤だと思いますよ。
8と9枚目はGunsが不在の時期の作品ですが、その延長が13枚目の「Renegades」です。
かなり良質なロック、ハードロック曲です! 特に「Renegades」ではボーカルが変わり、落ち着いたロックボーカルで個人的にはかなりオススメな作品です。
まぁ、L.A.Gunsと名乗ってる限り「えっ?」ってなりますがね。笑
日本では販売もされてませんし、正直いうと、早く名前変えてしまって、普通にやれば絶対売れると思うんですよね。

Gunsの方のファンが間違えて買った時にRiley版のアンチになるのは確実ですし。。
間違えて買う人を狙っての作戦なら、ちょっと不発な感じしますし。。

とりあえず、同じバンド名でリリースしあってるのは本当にややこしい。笑
本当に「Renegades」かなり良いアルバムなだけに。。

Guns版の方は、復帰後かなり、メタリックになってます!
こちらはこちらで最高です!

もうこうなったら、一緒にライブやれば良いやんと思います。笑
トリがL.A.Gunsでオープニングは L.A.Guns。笑

オススメですが、「L.A.Guns」「Cooled & Loaded」は名盤ですね。
あとは、「Man in the Moon」「The Devil You Know」「Renegades」も良いですよ!!

「Renegades」好きな人は「Waking the Dead」「Tales from the Strip」オススメです!

では、また次回! 🤘🤘Stay Metal🤘🤘



Renegades
 (3300円から)

Guns 'n' Roses 初級編 (重金属系譜図5 グラムメタル)(メタル系譜図)

こんにちは!
今回はGuns 'n' Rosesです!

世界的有名バンドですが、意外にバンド名の由来知らない人が多い気がします。笑
このバンドが来たら次回は、、、!!

ではいきましょう!


 

 

1️⃣ 結成

1984年に「Hollywood Rose」のメンバーIzzy Stradlin (Gt)は「L.A Guns」のTracii Gunsと一緒に住んでいました。
L.A Gunsが新しいボーカルを探していた際に、StradlinはHollywood RoseのボーカルだったAxel Roseを紹介しました。

最終的に「L A.Guns」ではなく新しいバンドとして85年にRose, Stradlin, Guns,と Rob Gardner (Dr), Ole Beich (Ba)にて結成されます。

いくつものバンド名の候補があり、議論が繰り返されますが、最終的にシンプルにHollywood RoseとL.A.Gunsの名前を足して「Guns ’n’ Roses」となりました。

85年にBeichはDuff McKaganに交代、Gunsもバンドのアルバムリリースの事でAxelと口論となり、Hollywood Roseの初期ギタリストのSlashと交代し、GardnerもHollywood Roseの元メンバーSteve Adlerと交代し、初期ラインナップが固定されます。

87年デビューアルバム「Appetite for Destruction」をリリースします。
Welcome to the Jungle」「It’s So Easy」「Paradise City」「Sweet Child O’ Mine」と名曲が入ったこのアルバムは、シングルのヒットの数々の後に、ビルボード1位まで上がる大ヒット作となりました。


Axel Rose (Vo)     Slash (Gt)     Izzy Stradlin (Gt)     Duff McKagan (Ba)     Steve Adler (Dr)

1st : Appetite for Destruction (87)

 


APPETITE FOR DESTRUCTI

 


2️⃣ 黄金期

88年に「G N’ R Lies」をリリースします。
アルバムは86年にリリースされたEP「Live ?!✴︎@ Like a Suicide」より、四曲のアコーティックを含めリリースしました。

90年にバンドはスタジオに戻り91年に「Use Your Illusion l」と「Use Your Illusion ll」の二枚をリリースします。
1がビルボード2位、2が1位、二枚合わせて3500万枚を超える大ヒット作品となりました。
91年に28カ月に渡る長期ツアーをおこないます。
その中で、有名になったセイントルイス事件が起こります。
カメラで撮影していたファンに激怒し、Axelが客席にダイブした事により、一部ファンが暴徒化し、何十人もの負傷者が出ました。

ツアー中にこの様な事件が度々起こった事に疲れたStradlinは11月にバンドを去りました。
そして、Gilby Clarkeが代役を務めます。

92年には「MTV Music Award」を受賞します。


Axel Rose (Vo)     Slash (Gt)     Izzy Stradlin (Gt)     Duff McKagan (Ba)     Steve Adler (Dr)

2nd : G N’ R Lies (88)

Axel Rose (Vo)     Slash (Gt)     Izzy Stradlin (Gt)     Duff McKagan (Ba)     Matt Sorum (Dr)     Dizzy Reed (Key)

3rd : Use Your Illusion l (91)
4th : Use Your Illusion ll (91)


USE YOUR ILLUSION 2

 

 

3️⃣ 低迷期 ~ 現在

93年に「The Spaghetti Incident?」をリリースします。
アルバムはオリジナルでなく、パンクやグラムロックのカヴァーアルバムとなりました。

94年前後にバンドは新しい作品が出来たと発表しましたが、内部の問題により、リリースはされませんでした。
95年にAxelはメンバーを事実上全員解雇します。

Axelはバンド名の使用権を買い、メンバーオーディションを行い、ライブ活動を続けます。

08年に15年ぶりの新作「Chinese Democracy」をリリースします。
1400万ドルというロック史で一番高い制作費となったアルバムはビルボード初登場3位とカムバックを果たします。

16年にSlashとMcKaganの二人が参加しツアーをします。
20年には、Slash, McKaganを含むラインナップで北アメリカツアーを発表、七枚目のアルバムについても言及しました。


Axel Rose (Vo)     Slash (Gt)     Gilby Clarke (Gt)     Duff McKagan (Ba)     Matt Sorum (Dr)     Dizzy Reed (Key)

5th : The Spaghetti Incident? (93)

Axel Rose (Vo)     Robin Finck (Gt)     Bumblefoot (Gt)     Buckethead (Gt)     Paul Tobias (Gt)     Richard Fortus (Gt)     Tommy Stinson (Ba)     Bryan Mantia (Dr)     Frank Ferrer (Dr)     Dizzy Reed (Key)     Chris Pitman (Key)

6th : Chinese Democracy (08)

 

 


USE YOUR ILLUSION 1

 

 

4️⃣ 考察

こちらもメタルかと言われると「?」ですし、後のグランジの原点になったとしたなら、メタルの敵ではありますが、グラムメタルのシーンには欠かせないバンドという事で!

個人的な印象ですが、「Appetite for Destruction」は本当に名盤です!!

その後の作品についてはグランジオルタナの知識が皆無ですので、音楽的に考察不可なんですよね。
なので、音楽ではないところで言いますと、メンバー間の問題が多すぎて、アルバム制作が片手間になってる印象はあります。
それを打破しようとしたのが「Chinese Democracy」だったのですが、結局もう13年ですからね。

脱退したメンバーはバンドを離れてからガンガン違うバンドを結成してアルバム制作したりしてますが、ここまで本体が動かないバンドも珍しいですよね。笑
普通、制作の邪魔になるからそのメンバーを解雇するものなんですが。。

という事で、次回はRoseの相方いきます!
ではまた次回! 🤘🤘Stay Metal🤘🤘




CHINESE DEMOCRACY

Danger Danger 初級編 (重金属系譜図5 グラムメタル)(メタル系譜図)

こんにちは!
本日はDanger Dangerです。
こちらも良質なアメリカンハードロックバンドですね!
そしてなんと言っても、Andy Timmonsが在籍していたバンドですよね。
ではいきましょう!

 

 

 

1️⃣ 結成

1987年にニューヨークにて、Mike Pont (Vo), Bruno Ravel (Ba) , Steve West (Dr)にて結成されます。
すぐに、Pontは脱退し、代わりにTed Poleyが加入します。

88年にEpic Recordsと契約します。
89年にAndy Timmonsが加入し、「Danger Danger」をリリースします。
アルバムはヒットし、KISS, Alice Cooper, Extremeなどとツアーを行います。


Ted Poley (Vo)     Andy Timmons (Gt)     Kasey Smith (Key)     Bruno Ravel (Ba)     Steve West (Dr)

1st : Danger Danger (89)

 


デンジャー・デンジャー(期間生産限定盤)
 (940円より)

 


2️⃣ 黄金期

91年に「Screw It !」をリリースします。

93年に三枚目の製作し、録音が終わった直後にPoleyが解雇されます。
後任に、Paul Laineが加入しましたが、ボーカルの録音をめぐりPoleyがレーベルを相手に裁判になってしまいます。
そして最終的にレーベルはリリースを拒否します。(結局01年にリリースされました。)

この問題の後に、Tommonzはソロキャリアのために脱退します。

95年に、Ravel, Westの自主レーベルを作り、「Dawn」をリリースします。
97年に「Four the Hard Way」をリリースします。
この作品では、元メンバーのTimmonsやKasey Smithも参加しました。


Ted Poley (Vo)     Andy Timmons (Gt)     Kasey Smith (Key)     Bruno Ravel (Ba)     Steve West (Dr)

2nd : Screw It! (91)

Paul Laine (Vo)     Bruno Ravel (Gt)     Steve West (Dr)

3rd : Dawn (95)
4th : Four the Hard Way (97)

 


スクリュー・イット! (期間生産限定盤)
 (660円より)

 

 

 

3️⃣ 現在

00年に「The Return of the Great Gildersleeves」をリリースします。

01年にバンドはEpic Recordsと話し合いの末、93年に製作された「Cockroach」をリリースします。
アルバムは二人のボーカルをフュチャーした二枚組として販売されます。

04年には、オリジナルメンバーのPoleyがバンドに戻ります。

09年にバンドはFrontiers Recordsに移籍し、「Revolve」をリリースします。

14年には、オリジナルメンバー(Poley, West, Timmons, Smith, Ravel)で再決定ツアーが行われました。


Paul Laine (Vo)     Bruno Ravel (Gt)     Steve West (Dr)

5th : The Return of the Great Gildersleeves (00)

Ted Poley (Vo)     Paul Laine (Vo)     Andy Timmons (Gt)     Kasey Smith (Key)     Bruno Ravel (Ba)     Steve West (Dr)

6th : Cockroach (01)

Ted Poley (Vo)     Rob Marcello (Gt)     Bruno Ravel (Ba)     Steve West (Dr)

7th : Revolve (09)

 


Cockroach
 (1680円より)

4️⃣ 考察

Danger Dangerですが、デビューからヒット作を連続させ、グラムメタルムーブメントとシュレッドギタームーブメントの両方のムーブメントに乗っかることが出来たバンドですが、やはりボーカル交代の際の無駄な争いがバンドの勢いに歯止めをかけたイメージはありますね。

結果、CDがリリースされないという事になり、メンバーがかなり入れ替わり、その後、グランジよりの路線になり、Cockroachで完全復活という事で、やはりTed Poleyが楽曲に与えていた影響がDanger Dangerなんだと思いますね。

もし、いざこざがなければ、Andyもバンドに残っていた可能性がありますし、個人的には彼のソロアルバムは崇拝するくらい好きなので、彼の脱退は良い判断だったと思います。

そして、Paul Laine期も悪くはないです!
ただ、路線が少し変わってるので、Danger Dangerとして少し違和感があるだけで。
ギターの音とかはDanger Dangerの音ですし。

オススメですが、「Danger Danger」「Screw It!」はマストですね。
そして、「Cockroach」「Revolve」も結構オススメです。

最初の2枚は、エネルギッシュなアメリカンハード。 最後の2枚は、音楽的には初期2枚の感じに戻りましたが、良い感じで歳を取っているという感じが好きですね。
なんか落ち着く感じですかね。

ですので、是非「Danger Danger」と「Revolve」を聞いていただき比べていただきたいですね。

ではまた次回! 🤘🤘Stay Metal🤘🤘

 


Revolve
 (1600円より)

Extreme 初級編 (重金属系譜図5 グラムメタル)(メタル系譜図)

こんにちは!
今日はExtremeです!
少し毛色は変わりますが、グラムメタルムーブメントの中で正統派なアメリカンハードロックをやっていたのがExremeですよね。
ヌーノや前回のコッツェンの様に癖の強いギタリストが多いのもグラムメタルの特徴です。
ではいきましょう!

 

 

 

 

1️⃣ 結成

1985年、アメリカのマサチューセッツ州にてGary Cherone (Vo), Paul Geary (Dr)により結成されます。
当初は、「The Dream」というバンド名でした。

86年に Nuno Bettencourt (Gt), Pat Badger (Ba)が加入し、本格的に活動を始めます。

87年にA&M Recordsと契約し、89年に「Extreme」をリリースします。
ヒット作にはなりませんでしたが、セカンドアルバムを作れるほどのセールスがあったので、すぐに次作の製作を開始します。


Gary Cherone (Vo)     Nuno Bettencourt (Gt)     Pat Badger (Ba)     Paul Geary (Dr)

1st : Extreme (89)

 


Extreme
 (1円から)


2️⃣ 黄金期

90年に「Extreme ll : Pornograffitti」をリリースします。
「Decadence Dance」がシングルカットされ、大ヒット、91年にUKでシングル「Get the Funk Out」がUKチャート19位に入るヒットします。

92年には「lll Sides to Every Story」をリリースします。

95年に「Waiting for the Punchline」をリリースします。
コマーシャル的な成功を得れなかったバンドは、翌年96年に解散します。


Gary Cherone (Vo)     Nuno Bettencourt (Gt)     Pat Badger (Ba)     Paul Geary (Dr)

2nd : Extreme ll : Pornograffitti (90)
3rd : lll Sides to Every Story (92)
4th : Waiting for the Punchline (95)

 


ポルノグラフィティ
 (228円から)


3️⃣ 再結成 ~ 現在

解散後、ChroneはVan Halenに加入、Nunoもソロアルバムをリリースします。

07年にバンドは再結成をし、ツアーを行います。
08年に「Saudades de Rock」をリリースします。
King’s Xと共にワールドツアーを行います。

10年に新譜を制作中と発表しましたが、NunoがRihannaのサポートを優先したため、延期となります。
アルバムは製作中ということですが、いまだにリリース日は決まってませんが、バンドはツアーを続け、活動中です。

Gary Cherone (Vo)     Nuno Bettencourt (Gt)     Pat Badger (Ba)     Kevin Figueiredo (Dr)

5th : Saudades de Rock (08)


SAUDADES DE ROCK
 (1180円から)

 

 

 

4️⃣ 考察

Extremeは僕のイメージですが、ギターリフを弾きたくなるバンドです。笑
昔、音楽学校にいた時に僕は左利きなので、右手のピッキングが苦手で、ことごとくオルタネイトピッキング(アップとダウンを交互に行うピッキング方法)が出来なかった時に先生にExtremeのリフを練習してみれば?と提案いただきました。
そして、「Cupid's Dead」を何ヶ月も練習していたことを思い出しました。

プレイヤーとしては、VaiやKotzen, Nunoの奏法は苦手なのですが、だからこそ聴くの大好きです。

さて、本題ですが、このバンドはブレないですね。
主要メンバーの交代もないですし、音楽性もデビューから一貫してますよね!
メタル市場が縮小した90年代はそれぞれセッションミュージシャンとして活動し出しましたし、バンドマンというよりミュージシャンの理想的な形を提示してくれているバンドだと思います。

本当に売れた売れていないに関係なく全作品素晴らしいので、オススメは難しいですが、「Extreme」「Extreme ll」と最新作の「Saudades de Rock」ですかね。
意外とセールスの悪かった「Waiting for the Punchline」も好きです。

まずはヒット曲の多い「Extreme ll」から聞いてあとはどのアルバムに流れても失敗はないと思いますよ!

ではまた次回! 🤘🤘Stay Metal🤘🤘



ウェイティング・フォー・ザ・パンチライン
 (624円から)

Poison 初級編 (重金属系譜図5 グラムメタル)(メタル系譜図)

こんにちは!
本日はPoisonです!
キャッチーな楽曲と華やかな見た目とまさにグラムメタルの典型的なバンドですよね。
リッチー・コッツェンが在籍していたことでも有名なPoinson。
ではいきましょう!


 


1️⃣ 結成

1983年にアメリカ、ペンシルバニア州にて、Bret Michaels (Vo), Matt Smith (Gt), Bobby Dall (Ba) , Rikki Rockett (Dr)により結成されました。
当初は「Paris」というバンド名でした。

活動が軌道に乗った際、Smithが父親になったことで、バンドを脱退、代わりにを探すバンドはオーディションをします。 この時、後のガンズのギタリストのSlashやJoe Perry ProjectのSteve Silvaもいたと言われています。
そして、C.C. DeVilleが選ばれました。

バンドは86年に独立レーベルEnigma recordsと契約し、「Look What the Cat Dragged In」をリリースします。
このアルバムが、Enigma Records史上最高のセールスを記録します。
MTVでの放送も増え、バンドは軌道に乗ります。


Bret Michaels (Vo)     C.C. DeVille (Gt)     Bobby Dall (Ba)     Rikki Rockett (Dr)

1st : Look What the Cat Dragged In (86)

 


Look What the Cat Dragged in

 

 

2️⃣ 黄金期

88年に「Open Up and say . . . Ahh!」をリリースします。
ビルボード最高2位と大ヒット作品となります。

90年に「Fresh & Blood」をリリースします。
この作品もアメリカ、カナダで大ヒットします。
イギリスでは、Whitesnake, Aerosmithと一緒にツアーを行います。


Bret Michaels (Vo)     C.C. DeVille (Gt)     Bobby Dall (Ba)     Rikki Rockett (Dr)

2nd : Open Up and Say . . . Ahh! (88)
3rd: Flesh & Blood (90)


オープン・アップ・アンド・セイ・・・AHH!

 


3️⃣ Ritchie Kotzen期

ツアーが終わると、ギターのDevIlleが脱退します。
代わりにRitchie Kotzenが加入します。

そして93年に「Native Tongue」をリリースします。
グラムメタルの要素は残すもブルース、カントリーの要素がKotzenの影響で入ります。
セールスは良くなく、更に、KotzenがRockettの婚約者と関係を持ったために、バンドから孤立し、93年11月にKotzenはクビになり、代わりにBlues Saracenoが加入します。


Bret Michaels (Vo)     Ritchie Kotzen (Gt)     Bobby Dall (Ba)     Rikki Rockett (Dr)

4th : Native Tongue (93)

 

 


ネイティブ・タン


4️⃣ 現在

そして、94年に五枚目のアルバムを制作し始めます。
しかし、5月にMichaelsが自動車事故を起こし、重傷を負います。
95年に復帰し、アルバム制作を再開します。

その間に、ベストアルバムをリリース、セールスが良かったことで、DeVilleを呼び戻し、リユニオンツアーを行います。
00年についに五枚目の「Crack a Smile. . . and More!」をリリースします。

リユニオンツアーをきっかけに、 DeVilleは完全にバンドに復帰します。
そして、02年に「Hollyweird」をリリースします。
アルバムは、プロデュースの失敗により、酷評を受けます。

07年に「Poison’d!」をリリースします。
ビルボード32位の最高位とヒットします。

バンドは新譜はないものの、ベスト盤、ライブDVDをリリースしながら、活動を継続、現在はコロナの影響で、Motley Crue, Def Leppardとのスタジアムツアーが延期中です。


Bret Michaels (Vo)     Blues Saraceno (Gt)     Bobby Dall (Ba)     Rikki Rockett (Dr)

5th : Crack a Smile. . . and More! (00)

Bret Michaels (Vo)     C.C. Deville (Gt)     Bobby Dall (Ba)     Rikki Rockett (Dr)

6th : Hollyweird (02)
7th : Poison'd (07)



クラック・ア・スマイル...アンド・モア!

 

5️⃣ 考察

Poisonは最も分かりやすいグラムメタルバンドの一つだと思います。
アメリカンハードロックにブルース要素を足した音楽はいかにもアメリカ人が好きそうな感じで、見た目はMTV上で映える様なヴィジュアルということで、デビュー時には確立されていたグラムメタルムーブメントに乗り人気を得たバンドでした。

実力で人気を持っているバンドではないので、メタルヘッズの中では好き嫌いが別れるバンドだと思いますが、唯一その弱みを打破できた可能性があるのが、コッツェンが参加した「Native Tongue」だったと思います。

楽曲と演奏のクオリティーがやたらに高く、今後を期待させる様なアルバムだったと思います。
コッツェンの脱退に関しては詳しくは知らないのであまり言及はしませんが、よくある話で、本当に不祥事を起こしたか、脱退したいから不祥事を起こしたかでしょうね。

このアルバムの後、コッツェンはソロへ、Poinsonは従来通りのPoisonへと戻り、みんながハッピーな展開になったので良いですが、結果「Native Tongue」は衝撃的なアルバムという伝説になりました。

オススメは、「Open Up and say . . . Ahh!」と「Native Tongue」ですね。
特に「Native Tongue」ですね。笑

ではまた次回! 🤘🤘Stay Metal🤘🤘

Winger 初級編 (重金属系譜図5 グラムメタル)(メタル系譜図)

こんにちは!
今日はWingerです! 実はこのジャンルでの僕の一番好きなバンドです。

Wingerといえば、Kip WingerとWhitesnakeに加入したReb Beachのイメージですよね。

デビューが88年ということで、既にグラムメタルのシーンが出来ていた事もあり、直球のグラムメタル、王道のアメリカンハードロックなバンドです!
ではいきましょう!



 

 

1️⃣ 結成 ~ 黄金期

1987年、アメリカ、ニューヨークにて元Alice CooperのKip Winger (Ba/Vo)とPaul Taylor (Keys)により結成されます。
後にReb Beach (Gt), Rod Morgenstein (Dr)が加入し、ラインナップが固まります。

88年にデビューアルバム「Winger」がAtlantic Recordsにより、リリースされます。
米国、カナダ、日本で大ヒットします。
90年には「American Music Award」でBest New Heavy Metal Bandを獲得します。

同年「In the Heart of the Young」をリリースします。
リリースツアーは13カ月にもわたり、230のライブを行います。

93年に「Pull」をリリースします。
少しロック寄りに方向性が変わった本作は、セールス的に苦戦しますが、評価は高いアルバムとなります。

94年に、バンドは解散し、メンバーはバラバラの活動へと向かいます。


Kip Winger (Ba/Vo)     Reb Beach (Gt)     Paul Taylor (Key)     Rob Morgenstein (Dr)

1st : Winger (88)
2nd : In the Heart of the Young (90)

Kip Winger (Ba/Vo)     Reb Beach (Gt)     Rob Morgenstein (Dr)

3rd : Pull

 


Winger


2️⃣ 再結成 ~ 現在

01年にベストアルバムに入れる新曲の制作のために再結成します。
ベストアルバムは02年に発売されました。

そして、Poisonと共にUSとカナダツアーを行います。
06年にPaul Taylorを除いたメンバーでの再結成を発表します。
そして、新作「IV」をリリースします。

09年には「Karma」をリリースします。
John Rothが正式にギターリストとして加入します。

14年に「Better Days Comin’」をリリースします。


Kip Winger (Ba/Vo)     Reb Beach (Gt)     John Roth (Gt)     Cenk Eroglu (Key)     Rob Morgenstein (Dr)

4th : IV (06)

Kip Winger (Ba/Vo)     Reb Beach (Gt)     John Roth (Gt)     Rob Morgenstein (Dr)

5th : Karma (09)
6th : Better Days Comin’ (14)

 


In the Heart of the Young

 

3️⃣ 考察

ここまであまり通っていなかったグラムメタルを調べているうちに少しつかんだ気がします。
ヨーロッパでは90年代にバラードメインになるバンドと流されずに続けるバンドに別れましたが、その境目はレーベルの大きさです。
大きいレーベルにいると、メタル自体のシーンの縮小化に伴い無難でとりあえずある程度売れる作品を要求されていた様に思えます。

グラムメタルでは、ヨーロッパ同様にバラード系、カントリー、ブルース系に行くバンドと、グランジに行くバンドに別れました。

Wingerですが、確実にヨーロッパ系なんですよね。
評判の悪い「Pull」ですが、僕からすると度ストレートに好きです。
特に驚いたのが、復帰作の「IV」です。

確かに初期の様なメタルではないですが、音楽性の幅の広さが伝わる作品で、僕の中では一番好きなアルバムです。(僕の好きなテイストがバレそうですが。笑)
次作の「Karma」ではがっつり、ヘヴィーなメタルをやってますしね。

カムバックの仕方がEuropeに似てますよね。 急に極端なダウンチューニングになりましたし。
あと、アルバム内のバラードがハードロック系のバラードではなく、80sのUKロック、もしくはネオプログレ(マリリオンやペンドラゴンの様な)なんですよ!

ここが他のグラムメタルバンドとの大きな違いです。
本当に色々な音楽を聞いているのが分かります。

多分、グラムメタルで一番好きなバンドは?と言われれば、Wingerだと答えると思います。
しかし、本当にWingerはグラムメタルなのか?とも思います。

久しぶりに、Wingerにしばらくハマりそうな予感してます。笑

オススメですが、全部と言いたいですが。笑 一枚目の「Winger」二枚目の「In the Heart of Young」そして、「Better Days Comin'」ですね。
そして、初級ではないですが、気になった方は、「l V」を是非試してみてください。

ではまた次回! 🤘🤘Stay Metal🤘🤘





ウィンガー IV

Better Days Comin'